エンゼルス、首位レンジャーズに赤っ恥の惨敗 大谷、初対決のシャーザーに2三振と完敗 チーム12失点、3失策、1安打完封負け
「レンジャーズ12-0エンゼルス」(14日、アーリントン)
大谷翔平投手が所属するエンゼルスは首位のレンジャーズと敵地で対戦も、投手陣の大乱調に守備陣の拙守連発もあり大量12点を奪われ、打線も1安打に封じられて惨敗した。借金は2となり、ワイルドカード圏内のブルージェイズとの差は7に開いた。「2番・DH」で先発出場した大谷は2三振を含む3打数無安打に終わった。
先発のサンドバルは序盤につかまり、3回持たずに5失点でKOされると、2番手のキャニングも4失点。火の付いたレンジャーズ打線を止められず、7回で2桁の11失点を喫した。
これ以上投手を使いたくないエンゼルスは八回、内野手のエスコバーをマウンドに送ったが、失策も絡んで1失点。守りはこの日、3失策と投手の足を引っ張った。
打線はサイヤング賞を3度受賞し、通算212勝をマークしている39歳のシャーザーの前に7回1安打11三振と沈黙。結局、1安打完封負けという大敗に終わった。
大谷は公式戦初対決となったシャーザーに初回の第1打席は1-2からカットボールに空振り三振。四回の第2打席も速球で追い込まれ、チェンジアップにバットが空を切った。七回の第3打席は、初球のチェンジアップに泳がされて三飛。思うようなバッティングさせてもらえなかった。