エンゼルスが奇跡のトリプルプレーで大ピンチ脱出!無死一、三塁から6-4-3-2と渡るも延長で逆転負け
「エンゼルス6-9レイズ」(18日、アナハイム)
エンゼルスの守護神・エステベスが同点の九回から登板。無死一、三塁のピンチを招いたが、トリプルプレーで窮地を脱した。しかしイニングをまたいだ延長十回に背信投球で3失点。逆転での痛恨黒星だ。
6-6の九回無死一、三塁だった。ラミレスが放った遊ゴロが前進守備を敷いていたレンヒーフォの前に。三塁走者の状況を確認して二塁へ送球し、さらに一塁へと転送されて2死。ここで三塁走者のディアスがスタートを切って本塁へ突入したが、タッチアウトとなり、絶体絶命のピンチを脱した。
試合は同点の二回に大谷翔平投手が2戦連発となる43号満塁弾を放って4点のリードを奪った。だが先発のアンダーソンが4回5失点でKO。七回にロペスが勝ち越しを許した。
直後にドルーリーが適時二塁打を放って試合を振り出しに戻していた。レイズ側はチャレンジしたが、判定は覆らず、本拠地は大歓声に包まれた。
しかし試合は九回に1死一、二塁の好機を作ったが、大谷の第5打席は空振り三振。後続も倒れ、延長戦へ。イニングをまたいだエステベスが暴投と死球でピンチを広げるなどして一挙3失点。打線も反撃する力は残っておらず、無得点で敗れた。
19日はハリケーンの影響で急きょダブルヘッダーでの開催に。投手陣が不安定でリリーフも多く登板してしまっただけに、チーム状態が気がかりだ。