“にゃんにゃん投法”エンゼルスの野手エスコバーがまたも登板 大谷に次ぐ“二刀流”披露 60キロ台の超球を駆使
「エンゼルス4-18レイズ」(19日、アナハイム)
大谷翔平投手が所属するエンゼルスは、ア・リーグ東地区2位のレイズとダブルヘッダーを行った。4-17と大量リードを許した第2試合の九回に内野手のエスコバーが今季2度目となるマウンドに上がった。
4-17で迎えた九回。「2番・投手」として、にこやかな表情でマウンドに。先頭のミードを初球61キロの超スローボールで三ゴロに打ち取った。しかし、続く打者には60キロのスローボールを左前へはじき返されると、連続四死球で満塁のピンチを招いた。ここで左犠飛を許して、キャリア初の自責点を喫したが、最後は一ゴロに仕留めて“大役”を終えた。
最終回の攻撃では投手として打席に入り、三ゴロに倒れたものの、大谷に次ぐ“二刀流”も完成させた。
エスコバーはツインズ時代の2016年に初登板。今月14日のレンジャース戦の九回に7年ぶりの登板を果たすと、1点失点ながらも自責0で1回を投げ切った。SNSでは「エスコバー」がトレンド入りし、キャッチボールさながらの独特の投球フォームが「にゃんにゃん投法なかなか良き」などとして話題になった。