大谷翔平 Wヘッダーで伝説再び!第1戦リアル二刀流→第2戦DH 体調心配する声に指揮官「前回とは違う」

 あすの登板に備えて試合前にキャッチボールを行う大谷(撮影・小林信行)
 大谷のダブルヘッダーフル回転を示唆したネビン監督(撮影・小林信行)
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 「エンゼルス-レッズ」(22日、アナハイム)

 エンゼルスのネビン監督があす23日(日本時間24日)に行われるレッズとのダブルヘッダーで大谷翔平投手が第1試合に投打同時出場し、第2試合に指名打者で出場することを示唆した。

 大谷は7月27日に敵地デトロイトで行われたタイガースとのダブルヘッダーで第1試合に「2番・投手」で出場し、9回1安打無失点の快投で自身初の完封勝利。終了45分後にプレーボールを迎えた第2試合では2打席連続本塁打を放ち、チームの連勝に大貢献。後世に伝説として語り継がれるであろう1日となった。

 その一方で試合途中に左腰付近にけいれんを発症し、七回に代打を送られて交代。翌日の試合では両ふくらはぎを、さらに8月3日の登板では右手中指がつって緊急降板するなど、“後遺症”もあった。

 試合前のベンチで取材に応じたネビン監督は、大谷の体調を心配する問いかけに「前回とは少し違う」と切り出し、本拠アナハイムの気温が敵地デトロイトよりも低いこと、今回は第1試合終了から2~3時間のインターバルがあることを挙げ、「彼の状態を見ていきたい。第1試合の後に話をするが、最善の形は最初の試合で投げて、2試合目でDHとして使えるという話はした」と、すでに大谷本人と確認済みであることを明かした。

 エンゼルスはハリケーンの影響で20、21日の試合が中止となったため、代替試合として19日と23日がダブルヘッダーに変更された。

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