大谷翔平は右肘内側側副靱帯損傷 今季残り試合に登板せず ミナシアンGMが明言「彼はプロだ。強い精神の持ち主だ」

 レッズ戦後、大谷の状態について会見したエンゼルス・ミナシアンGM(撮影・小林信行)
 レッズとのダブルヘッダー第1試合に先発し、2回途中無失点で降板する大谷(手前右端)
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 エンゼルスのミナシアンGMは米国時間23日、大谷翔平投手が今季残り試合に登板しないことを明言した。右肘の内側側副靱帯損傷のためで、「不運なことだが起こりうること」と語った。

 大谷翔平は同日に行われたレッズとのダブルヘッダー第1試合で二回に異変を訴えて緊急降板。DHでの出場を継続することなく、チームドクターの診察を受けていた。損傷のグレードや、現時点で手術が必要か否かは不明。第2試合にはDHで出場していたが、診断結果は試合前に本人に伝えられていたという。

 それでも第2試合への出場を志願。同GMは「彼はプロだ。強い精神の持ち主だ」と明かした。現実を受け入れつつも、試合に出る意欲は消えていなかったという。

 同GMは「次カードのメッツ戦の遠征に関してはこれから話し合って決める」と今後のスケジュールに関して明言を避けた。さらに「セカンドオピニオンを受けて、手術を含めて今後について決定する」と最悪の可能性も示唆。現在、ア・リーグ本塁打王争いでトップに立っており、何らかの影響を及ぼす可能性もある。

 大谷はメジャー1年目の2018年6月に同箇所を損傷。以降は打者に専念して出場を続けたが、シーズン終了後にトミー・ジョン手術を受けていた。

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