エンゼルスに壮絶な悲劇 先発・シルセスの頭部を送球が直撃し倒れ込む 同僚は頭抱えてうずくまる 緊急降板
「メッツ3-5エンゼルス」(26日、ニューヨーク)
好投していたエンゼルス先発のシルセスが悲劇のアクシデントで途中降板となった。
四回1死一、二塁。サインミスが起こったのか、メッツの一塁走者が飛び出し、捕手のオホッピーが一塁へ送球した。この間に二塁走者が三塁へ向かい、ボールを受けた一塁手のキャベッジが三塁へスローイングした直後だった。
ボールが送球線上にいた投手・シルセスの頭部を直撃。右腕は少し歩いた後、その場に倒れ込んだ。その間に二塁走者が生還。ダブルスチールとキャベッジの失策が記録された。
その場に倒れ込んだシルセスは動かず、慌ててベンチからトレーナーらが飛び出した。遊撃のレンヒーフォはその様子に頭を抱えてうずくまった。右腕は何とか立ち上がったが、スタッフに支えられてベンチへ退き交代。2番手でループがマウンドに上がった。
それでもリリーフ陣が一丸となって5点のリードを守り切ったエンゼルス。最後は守護神・エステベスが締めて8月は2度目の連勝となった。