エンゼルス 来季チームづくりに着手 ベテラン6人をウェーバーリストに記載 目的はトレードと選手価値の判断

 エンゼルスがベテラン主力6選手をウェーバーリストに載せた、と29日(日本時間30日)、複数の米メディアが伝えた。表面的事実だけを見れば、“チーム解体”とも取れるが、一概にそうとは言い切れない。

 今回の措置は8月1日以降に選手をトレードするためにMLBのルールにのっとったもの。これら6選手は大谷やトラウトといった来季の構想に不可欠な選手ではないが、条件次第では再契約を結ぶ可能性がある。他球団の反応を見て各選手の価値を判断する意味合いもある。エンゼルスにとってはオフの補強に向けて大切なプロセスなのだ。

 エンゼルスはこの日の敗戦で借金7となり、ワイルドカード争いはプレーオフ圏内から12・5ゲーム差。来季を見据えた編成を進めなければいけない状況にある。とはいえ、トレード期限前に9年ぶりのプレーオフ進出を目指して獲得した選手が4人(ジオリト、ロペス、グリチャク、レオン)も入っている。ミナシアンGMら球団フロント陣の失態であることは否めないだろう。

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