大谷翔平投手が所属するエンゼルスが、２Ａから２１歳の有望遊撃手、カイレン・パリスをメジャーに昇格させる、と８月３１日（日本時間９月１日）、米スポーツサイト「アスレチック」のブラム記者が自身のＸで伝えた。

　右投げ右打ちのパリスは高校卒業後の１９年ドラフトでエンゼルスから２巡目で指名されて入団。高い身体能力とスピードを武器にプロ５年目の今季は２Ａで１１３試合に出場し、打率・２５５、１４本塁打、４５打点、４４盗塁、ＯＰＳ・８１０をマーク。直近２０試合は打率・３００と好調を維持している。

　パリスは大リーグ公式サイトの有望株ランキングでは球団６位。エンゼルスの野手では、今年のドラフト１巡目でプロ入りし、４０日目でメジャー昇格した一塁手のシャヌエル以来のメジャー昇格となる。プレーオフ戦線から脱落しているチームはこの日、正右翼手のレンフローや先発投手のジオリトら５選手を他球団へ放出したばかり。すでに来季を見据えたチーム作りにシフトしている。