エンゼルス 一気に5人放出 注目は大谷のタイトルのみ!?PO争い“白旗”

 大谷翔平投手(29)の所属するエンゼルスの、ジオリト投手、ムーア投手、ロペス投手がガーディアンズに、リオン投手がマリナーズに、レンフロー外野手がレッズに移籍することが8月31日、決まった。5選手はウエーバーリストに記載されたことが、同29日に判明していた。

 また、グリチャク外野手もウエーバーにかけていたが、獲得球団は現れなかった模様。一気に5選手の移籍は異例だが、今季残りの契約は新球団に引き継がれるため、球団公式サイトによると約570万ドル(約8億3000万円)を削減できたもようだ。

 エンゼルスは9年ぶりのプレーオフ進出を目指し、7月26日にホワイトソックスとのトレードでジオリトとロペスを、トレード期限当日の8月1日にメッツからリオンを補強。投手陣を強化したが、8月は月間8勝19敗と大失速した。

 30日の時点でア・リーグ西地区首位のマリナーズと12・5ゲーム差の4位。ワイルドカード争いでもプレーオフ圏内のレンジャーズに11・5ゲーム差をつけられている中、事実上の“白旗”であり、チーム解体が現実となり今後は来季を見据えた戦いとなる。残るは大谷の個人タイトルに注目が集まることになりそうだ。

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