エンゼルス・大谷 4戦連続安打 ヌートバーは大谷負傷に「悲しい」

 「アスレチックス9-2エンゼルス」(1日、オークランド)

 エンゼルス・大谷翔平投手(29)は六回、上からバットをかぶせるように内角高めのスライダーを捉え、右翼線へ痛烈にはじき返す。二塁打で4試合連続安打とした。安打はこの1本で、今季最長に並ぶ8試合連続本塁打なしに終わったが、八回にはもう少しで本塁打という大ファイル。その後に四球で出塁すると、続く打者の二塁打で快足を飛ばし一塁から一気に生還した。

 右肘の靱帯を損傷したとは思えない働きぶり。そんな大谷について、3月のWBCで日本代表のチームメートだったカージナルス・ヌートバーが取材に応じ、「(負傷は)悲しいし、打ちのめされている」と心境を語った上で「残念なことが起きたが、最優秀選手に輝くだろうし、世界最高の選手であることは変わらない」と強調した。ヌートバーは下腹部を痛めて負傷者リスト入りしていたが、1日に復帰した。

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