大谷翔平、2戦連続先発外れる 指揮官は代打起用に「たぶん。秘密明かせない」 前日の練習で右脇腹負傷もIL入り回避か
「エンゼルス-オリオールズ」(5日、アナハイム)
エンゼルスがラインアップを発表し、前日の打撃練習中に右脇腹を痛めた大谷翔平投手が2試合連続でスタメンを外れた。
大谷は前日の試合前にフリー打撃を行ったが、低めのボールにバットを止めた瞬間、「アッ!」と声を発して顔をゆがめ、そのまま練習を中断した。予定されていたスタメン出場を急きょ、取りやめ、自己記録を更新していた連続試合出場は107で止まった。
前日の試合後の会見でネビン監督は大谷のけがの状態について「かなり痛みがある」と話したが、球団はこの日は同投手を負傷者リストには入れなかった。試合前に取材に応じた指揮官は「昨日、球場を出た時よりはかなり良くなっていると聞いている」と説明する一方でMRI検査の結果については「まだ確認をしているところ」と多くを語らず。代打起用については「たぶん。こちらの秘密はすべて明かせない」と話すにとどめた。
大谷は3日のアスレチックス戦で3打数無安打2四球、2年ぶり20盗塁を達成したが、2試合連続ノーヒットに終わった。右肘じん帯を損傷した8月23日以降、本塁打は出ておらず、今季自己ワーストを更新する10戦48打席連続ノーアーチとなった。
大谷はここまで投打同時出場23試合を含む135試合に出場し、両リーグ最多の44本塁打、ア・リーグ4位の打率・304、同3位の95打点をマークしている。