イチロー氏の愛弟子・ロドリゲスが30本塁打&30盗塁達成!A・ロッド以来、球団史上2人目の快挙
「マリナーズ-エンゼルス」(11日、シアトル)
マリナーズのフリオ・ロドリゲス外野手が2点を追う延長十回に同点の30号2ランを放った。今季36盗塁をマークしており、1998年のアレックス・ロドリゲス以来、球団史上2人目となる30-30を達成した。
1死二塁から真ん中低めのツーシームを完ぺきに捉えたロドリゲス。打球はグングン伸びてセンター右のスタンドへ飛び込んだ。起死回生の同点2ランに本拠地のスタンドはスタンディングオベーションで若きスラッガーを出迎えた。
メジャー1年目の昨季は28本塁打&25盗塁をマークしており、MLB史上初の2年連続25本塁打&25盗塁も達成していたロドリゲス。師匠として慕われるイチロー氏は昨年、愛弟子が大型契約を結んだ際に「あれだけポテンシャルを持ってるけども、もっともっとうまくなりたいという思いもすごく強い」と、野球に取り組む姿勢を高く評価していた。
その上で「人に対して過剰に期待するとか、そういうことってしないようにしてきたんですけど、フリオに関してはそれをできる選手だと思うので、またそれを見たい、どこまで行くのかを見てみたいので、僕ができること全部やりたいという気持ちですね」と語っていた。