大谷翔平、右脇腹完治せず10戦連続欠場 チームは敬遠策裏目&拙攻で逆転負け 借金11
「マリナーズ3-2エンゼルス」(13日、シアトル)
エンゼルスの大谷翔平投手は右脇腹が完治せず10試合連続で欠場。チームは1点を追う終盤にあと1本が出ず逆転負けで2連敗を喫した。
試合前のベンチで取材に応じたネビン監督は大谷の状態について「まだ少し痛みがありそうですか?」と問われると、「私が知る限りではそうだ。中で会話をした。きょうは出るべきではないという話になった」と言った。
試合は、エンゼルスの8番フィリップスが両軍無得点の三回に2号先制ソロ。同点に追いつかれた直後の四回には3番ドルーリーの適時二塁打で勝ち越しに成功した。
しかし、1点リードの五回2死一塁の守備でマリナーズの主砲ロドリゲスを迎えたところでネビン監督は申告敬遠を選択。投手を左のスアレスから右のハーゲットに代えたが、そこから連続適時打で2失点。敬遠策は裏目に出た形で逆転された。
打線は終盤の反撃機で拙攻を繰り返した。1点を追う七回無死一、二塁の場面では送りバント失敗で追い込まれた後に見逃し三振。1死後には二塁走者が相手投手のけん制モーションに誘い出されて盗塁死するなどして無得点。依然として1点ビハインドの八回2死一、二塁の場面では大谷に代わってDHで起用されたタイスが空振り三振に倒れた。