大谷翔平 SNS英文に込めた思い「今まで以上に強くなる」右肘手術成功を日英語で報告 途中離脱に悔やしさも
エンゼルスの大谷翔平投手が19日(日本時間20日)、じん帯損傷が見つかった右肘の手術を受け、成功したことを、自身のインスタグラムで英語と日本語で報告した。
大谷は8月23日のレッズとのダブルヘッダー第1戦で二回途中緊急降板。その後の検査で右肘じん帯の損傷が判明し、投手としてのシーズン終了を決断した。その直後に行われた第2戦では指名打者として出場し、残り試合は打者に専念する意思を示したが、9月4日の試合前の打撃練習で右脇腹に張りを訴え、予定されていたスタメン出場を回避。復帰を目指して治療を行っていきたが、バットを振った時の痛みが消えず、11試合連続で出場を見送った後、精密検査の結果、患部の炎症が消えなかったため、負傷者リストに入り、今季残り試合の欠場を発表した。
この日、自身のインスタグラムを更新した大谷は「早朝に手術を受け無事成功しました」とファンに報告。続けて「不本意ながらシーズン途中でチームを離れることになりましたが」と、シーズン完走できなかった悔しさを言葉にし、「残り試合のチームの勝利を祈りつつ、自分自身一日でも早くグラウンドに戻れるように頑張ります」と前を向いた。
英文では「今まで以上に強くなって戻れるように全力を尽くす」と表現。日本語以上に復帰への気持ちを見せ、最後は「Go Halos!!(頑張れ、ヘイロウズ)」と、エンゼルスの愛称でチームにエールを送った。
エンゼルスはこの日、大谷の代理人、ネズ・バレロ氏の声明文を公表し、同投手がロサンゼルス市内の病院で右肘の手術を受けたことを明かした。術後の体調は良く、執刀医のニール・エルトラッシュ医学博士は「完全に回復し、2024年の開幕日には何の制限もなく打てるようになり、2025年には投打両方をできるようになるでしょう」と、二刀流復活に“お墨付き”を与えた。