キング大谷翔平を猛追 26歳キューバ人、ロベルトが2戦連発37号 サイクル未遂3安打固め打ち 残り10試合7本差
「ナショナルズ4-3ホワイトソックス」(19日、ワシントン)
ホワイトソックスのルイス・ロベルト外野手が四回に2試合連発となる37号を放ち、44本でキングを独走するエンゼルスの大谷翔平投手との差を7本に縮めた。
前日の同カードで13試合ぶりとなる一発を放ったロベルトは両軍無得点の四回に先頭で初球、甘く入ったチェンジアップを左翼ポール際へ運び、先制点をもたらした。この日は初回の打席で左線安打、九回には38号と紙一重の中越え二塁打を記録。サイクル安打まで三塁打を残す固め打ちだった。
大谷は8月23日のレッズとのダブルヘッダー第2試合で44号を放ったが、その後の10試合でノーアーチ。さらに4日の試合前の打撃練習で右脇腹を痛めて負傷者リスト入りし、シーズン復帰を断念した。
ホワイトソックスの残り試合は10。すでにプレ-オフ進出の望みが断たれたチームの中でキューバ出身の26歳がラストスパートをかける。