大谷翔平投手が所属するエンゼルスは２６日（日本時間２７日）、前日の登板で右脇腹を痛めて緊急降板したパトリック・サンドバル投手を１５日間の負傷者リスト（ＩＬ）に入れたと発表した。同投手に代わってコルトン・イングラム投手が３Ａからメジャーに再昇格した。

　サンドバルは３月に開催されたＷＢＣにメキシコ代表のエースとして出場。準決勝の日本戦で好投し、５年目のシーズンでは大谷とともに先発陣の柱として期待された。しかし、５月から６月にかけて５登板連続敗戦投手になるなど、勝ち星に恵まれず、ここまで２８登板で７勝１３敗、防御率４・１１。安定した力を発揮できないまま、離脱となった。

　エンゼルスは負傷者が続出しており、今季のＩＬ入り人数はサンドバルを含めて３５人。現在の離脱者１７人はヤンキースと並んでメジャー最多だ。