大谷翔平争奪戦はドジャースとメッツの一騎打ち 米敏腕記者「ヤンキースが動くとは思えない」
エンゼルスの大谷翔平投手の去就報道が過熱する中、米スポーツ専門サイト、アスレチックの敏腕記者、ケン・ローゼンタール氏がポッドキャスト「ファウル・テリトリー」に出演し、同投手の来季の移籍先がドジャースとメッツの一騎打ちになると予想した。ニューヨークの地元局SNYの公式サイトが伝えた。
選手の移籍に関するスクープを連発している同記者は「ドジャースはずっと有力候補であり、間違いなく候補になると考えられているチームだ。しかし、私はメッツも外すことはできない。(オーナーの)スティーブ・コーエンが簡単にショウヘイ・オオタニを見過ごすとは思えない」と発言。ドジャースと同じ西海岸の都市を本拠とするジャイアンツとマリナーズ、さらに南部テキサス州を拠点とするレンジャーズを挙げ「可能性がある」としながらも「やはりロサンゼルス対ニューヨーク、ドジャース対メッツになると思う」と断言した。
メッツと同じニューヨークを本拠とする名門ヤンキースについて同記者は「彼らが動くと思えない」と移籍先候補から除外した。
総額5億ドル(約745億円)の史上最大契約になるとも報じられている争奪戦。右肘手術のため、来季は打者に専念する二刀流のハートを射止めるのはドジャースか、メッツか。