鈴木、吉田らメジャー日本人選手 本塁打王に輝いたエンゼルス・大谷の偉業達成に称賛の声

 米大リーグは1日(日本時間2日)、今季のレギュラーシーズン全日程を終了し、エンゼルスの大谷翔平投手(29)がア・リーグ最多の44本塁打で日本選手初となる本塁打王に輝いた。

 メジャーでしのぎを削る日本選手からも、称賛の声が相次いだ。

 メジャー1年目を15本塁打で終えたレッドソックスの吉田は「実際にプレーしてみて、野手だけでもこれだけきつい。準備やケアの部分で、野球に真摯(しんし)に取り組んでいる結果だと思う」とたたえた。

 花巻東の先輩でブルージェイズの菊池は、4月の対戦で大谷に本塁打を許した。「いろいろなチームの打撃練習を見ても彼ほど飛ばす選手は見たことがない。いつか必ず取ると思っていた」とメジャー屈指のパワーを証言した。

 大谷と親交があり、今季20本塁打を放ったカブスの鈴木は「歴史を変えた選手。日本人でもああいうところまでいけると、翔平が示してくれた。より目標を高く持って戦いたい」と刺激を受けていた。オリオールズの藤浪も「単純にすごいことだと思う。うれしい」と喜んだ。

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