大谷翔平、3年連続「ハンク・アーロン賞」最終候補 最強打者の称号 ジャッジら9人の中に入る
米大リーグ機構(MLB)は6日(日本時間7日)、最も優れた打者に贈られる「ハンク・アーロン賞」の最終候補を発表し、日本選手初の本塁打王に輝いたエンゼルスの大谷翔平投手が3年連続で選出された。
今季の大谷は打者で135試合に出場し、リーグ最多の44本塁打を記録し、日本選手初となるタイトルを獲得。OPSはメジャー最高の1・066のほか、20盗塁をマークするなど、パワーとスピードを生かした攻撃でファンを魅了した。
同賞は、ハンク・アーロン(21年1月他界)がベーブ・ルースの持つ最多通算本塁打記録の更新25周年を記念して1999年に設立。大リーグ公式サイトの記者で構成する委員会がレギュラーシーズンの打撃成績から各リーグ9人を選出。複数の殿堂入り選手による投票と、13日まで実施されるネット投票で決定する。
過去2年の受賞者は、21年がゲレロ、昨季はジャッジだった。3年連続ファイナリストとなった大谷翔平が3度目の正直なるか。
ナ・リーグは、史上初の40本塁打&70盗塁を記録したアクーニャ(ブレーブス)や、両リーグ最多の54本塁打&139打点の2冠を獲得したオルソン(ブレーブス)らが最終候補9人に入った。
▽ア・リーグの最終候補9人 ()はリーグ順位 ※アルバレスとジャッジは規定打席に届かず
大谷翔平(エンゼルス)
打率・304(4位)、44本塁打(1位)、95打点、OPS1・066(1位)、20盗塁
ヨルダン・アルバレス(アストロズ)
打率・293(5位相当)、31本塁打(8位)、97打点(8位タイ)、OPS・990(3位相当)
カイル・タッカー(アストロズ)
打率・284(6位)、29本塁打、112打点(1位)、OPS・886(4位)、30盗塁(7位タイ)
アーロン・ジャッジ(ヤンキース)
打率・267、37本塁打(4位)、75打点、OPS1・019(2位相当)
フリオ・ロドリゲス(マリナーズ)
打率・275、32本塁打(7位)、103打点(3位)、OPS・818、37盗塁(3位)
ヤンディ・ディアス(レイズ)
打率・330(1位)、22本塁打、78打点、OPS・932(3位)
アドリス・ガルシア(レンジャーズ)
打率・245、39本塁打(2位)、107打点(2位)、OPS・836(9位)、9盗塁
コーリー・シーガー(レンジャーズ)
打率・327(2位)、33本塁打(5位タイ)、96打点(10位タイ)、OPS1・013(2位)
マーカス・セミエン(レンジャーズ)
打率・276(9位タイ)、29本塁打、100打点(4位タイ)、OPS・826