メジャーリーガーの五輪参加に課題山積 ロサンゼルス・タイムズ紙伝える
野球・ソフトボールの復帰が決まった2028年ロサンゼルス五輪で、大リーガーの参加には日程や会場など課題が山積していると16日、ロサンゼルス・タイムズ紙(電子版)が伝えた。
28年五輪は7月14~30日に開催。同紙は「米大リーグ機構(MLB)側は、2週間のシーズン中断は避けたいだろう」と指摘。会場についても「注目度が高い試合はドジャースタジアムが自然な選択肢に思えるが、本拠とするドジャースは長期の遠征を強いられる」と懸念点を挙げた。
MLBのマンフレッド・コミッショナーは野球の五輪復帰について「世界中のファンが競技を楽しむ新たな機会となる」と大リーガーの参加に協力的な姿勢を示しているが、高年俸選手の保険の問題などもあり、調整が必要となりそうだ。