フィリーズ先勝 ハーパーが31歳祝うソロ「初戦を取れたことは大きい」
「ナ・リーグ・優勝決定シリーズ第1戦、フィリーズ5-3ダイヤモンドバックス」(16日、フィラデルフィア)
リーグ優勝決定シリーズ(7回戦制)がフィラデルフィアなどで行われ、ナ・リーグ第1戦はフィリーズがダイヤモンドバックスに5-3で先勝した。ハーパーらの3本塁打などで五回までに5点を先行。先発ウィーラーが6回2失点と好投した。第2戦のア・リーグはレンジャーズがアストロズに5-4で競り勝って2連勝とした。一回にガルシアの適時打などで4点を挙げ、投手陣もイオバルディが6回3失点と粘り、継投で逃げ切った。レンジャーズは今プレーオフで無傷の7連勝。
この日が31歳の誕生日だった3番ハーパーが、初回に右中間席へソロ弾を放った。本塁を踏む際は両手の指で年齢の「31」をつくり、ろうそくを消すように息を吹きかけて自らを祝福。2安打2打点の活躍での勝利に「初戦を取れたことは大きい」と表情を緩めた。また、2028年ロサンゼルス五輪で野球の実施が決まったことに「五輪出場はみんなの夢。米国で行われるなら、なおさらだ」と出場に意欲を示した。