アストロズ シャーザーKOで初勝利 アルテューベ史上2人目のPS通算25本塁打 レ軍の連勝阻止
「ア・リーグ・優勝決定シリーズ第3戦、アストロズ8-5レンジャーズ」(18日、アーリントン)
アストロズ(第2シード)がレンジャーズ(第5シード)の先発シャーザーを攻略し、シリーズを1勝2敗とした。ワイルドカード・シリーズからポストシーズン無傷の7連勝中だったレンジャーズは本拠地でメジャー記録の8連勝を逃した。
ホーム連敗の雪辱を期し、敵地に乗り込んだアストロズ。両軍無得点の二回に2四死球と単打で2死満塁の好機をつくり、9番マルドナドの打席で暴投から1点を先制すると、直後の甘く入った直球を左前へ運び、2点を追加した。
シリーズ3戦目で初めて試合の主導権を握ったアストロズは三回に先頭アルテューベが左中間へソロ弾をたたき込む。プレーオフ通算25本目となる本塁打でM・ラミレスの持つ歴代最多の29本に4本差に迫り、点差を広げると、四回には先頭アブレイユの二塁打を足掛かりに8番デュボンの中前適時打で5点をリード。右大円筋痛のため、9月12日以来、約1カ月ぶりのマウンドに立ったサイ・ヤング賞3回の右腕をKOした。
投げては先発ハビアーが六回途中2失点と試合をつくり、3投手の継投で逃げ切った。レンジャーズは新人ヤングが2本の2ランを放ち、4打点と気を吐いたが、逆転はならなかった。