アストロズ、猛打連勝でシリーズ2勝2敗 11安打10得点 レンジャーズ投壊大敗
「ア・リーグ・優勝決定シリーズ第4戦、レンジャーズ3-10アストロズ」(19日、アーリントン)
アストロズ(第2シード)が敵地でレンジャーズ(第5シード)の投手陣を打ち崩して大勝し、シリーズを2勝2敗とした。
前日の第3戦でシリーズ初勝利を挙げて勢いづくアストロズは初回、先頭アルテューベの二塁打を足掛かりに4者連続安打で3点を先制。レンジャーズの先発ヒーニーをあっさり攻略した。
同点に追いつかれた直後の四回には連続四球などで1死満塁とし、アルバレスの犠飛で勝ち越しに成功。続くアブレイユが左中間席へ飛距離134メートルの豪快3ランをたたき込んで突き放すと、七回には7番マコーミックの2ランでダメを押した。
アストロズは1番アルテューベが3安打3得点、2番デュボンが2安打2得点。中軸のブレグマン、アルバレス、アブレイユの3人で7打点を稼ぐ、理想的な攻撃だった。
レンジャーズは先発ヒーニーが1回をもたずに3失点KO。第3戦のシャーザーに続いて先発投手がゲームをつくれず、後続の投手も失点を重ねた。打線は二回にガルシアが、三回にはシーガーがソロを放って一度は同点としたが、五回には無死一、二塁の好機を生かせず、地元ファンの前で惨敗した。