ヌートバーが福岡で野球教室 「ソフトバンクに来て!」の声に苦笑いも「将来のことは誰も分からない。そんなこともあるかも」
3月のWBCで侍ジャパンの優勝に貢献したラーズ・ヌートバー外野手(26)=カージナルス=が21日、福岡・ペイペイドームで行われた野球教室「PLAY BALL 2023 in Fukuoka」に参加した。
同イベントはMLBが主催する4歳から6歳の野球未経験の子どもを対象にしており、野球を通して心身の発育や友人との楽しみ、野球の最も基本的なプレーの仕方を学ぶことを目的としている。
カージナルスのユニフォーム姿で登場したヌートバーは150人の子どもたちとのふれあいを楽しんだ。また、スタンドも無料開放されてファンが詰めかけ、午前5時半から並んだ親子もいた。
ヌートバーはカラーバットを持って打撃の実演を披露したり、一塁ベースの踏み方を丁寧にアドバイスしたりするなど終始笑顔を見せていた。「本当にいい時間で、自分が子供だった頃を思い出した。みんなから逆にエネルギーをもらった」と話した。
また、子どもたちからの質問コーナーでは、ソフトバンクの帽子をかぶった少年から「ソフトバンクホークスに来てくれませんか?」と問われて思わず苦笑い。「将来のことは誰も分からない。そんなこともあるかもしれないね」と答えていた。