大谷翔平の相棒スタッシ 今季全休の理由は「家族愛」早産680グラムの息子の壮絶闘病を公表 大谷も応援
昨季まで大谷翔平投手とバッテリーを組み、今季は全休だったマックス・スタッシ捕手が21日に自身のインスタグラムで4月に早産で誕生した長男、ジャクソン君の壮絶な闘病生活を公表。全休の理由が家族愛だったことを判明した。
スタッシはガブリエル夫人がつづった文章と、ジャクソン君とともに病と闘う様子を収めた家族愛あふれ動画を投稿。予定より約3カ月早く生まれた長男が体重1・5パウンド(約680グラム)の未熟児だったことや、生後6カ月で肺炎や血液感染、脳内出血、肋骨骨折などの疾患で4つの病院を転院し、現在も新生児集中治療室に入っていることを伝えた。
ガブリエルさんは「この子は変わらず強い意志を持ち、好きな一人遊びをしています」と、愛息の様子を記し、「私たちの子どものその曲がった小さな小指にはマックスや私の体よりも強い力があり、心に決めたことは何でもできると信じています」と、率直な気持ちを言葉に込めた。
昨季はチームの正捕手として大谷ともバッテリーを組んだスタッシだったが、自身の故障の影響もあって今季は全休。球団からは「家族の問題」としか発表されていなかったが、スタッシ家には数多くの激励が届いていたようで「私たち家族に送られた皆さまの思い、祈り、ポジティブなエネルギーに感謝しています」と返礼。「ジャクソンを家に連れて帰る日が待ちきれません」との言葉で締めくくった。
インスタグラムのコメント欄は同僚のオハピーやネトらの激励の言葉で埋められ、大谷も“いいね!”をクリックし、応援していた。