中日から契約解除のジャリエル・ロドリゲス、MLB移籍に向けて公開練習 海外記者は投球を絶賛「10球団以上が獲得に積極的」
6日に中日から契約を解除されたキューバ出身のジャリエル・ロドリゲス投手(26)がこのほどドミニカ共和国にあるメジャー球団の施設で公開練習を行った。全米野球記者協会の所属するフランシス・ロメロ記者が21日(日本時間22日)、Ⅹで伝えた。
同記者は直球の最速が97マイル(約156キロ)を計測したことを記し、「3イニングを投げてこの日も球速と変化球の安定感は抜群だった」と投球内容を絶賛。「メジャー10球団以上が積極的に獲得を検討している」と争奪戦を予想した。
同記者は過去の投稿で、国際スカウトの話として、契約が5年5000~7000万ドル(約74億8000万~104億7000万円)になる可能性や、10日に行った公開練習にヤンキースやドジャース、エンゼルスなど15球団を超えるスカウトが視察したと記した。
同投手は昨季、56試合に登板し、防御率1・15、セ・リーグ最多の39ホールドをマーク。今年3月に開催されたWBCではキューバ代表で出場したが、大会終了後は来日することなく、亡命したと報道されていた。