「ア・リーグ・優勝決定シリーズ第６戦、アストロズ２－９レンジャーズ」（２２日、ヒューストン）

　崖っぷちのレンジャーズ（第５シード）が効果的な３本塁打で連敗を３で止めて対戦成績を３勝３敗とし、逆王手をかけた。昨季の王者で、３年連続リーグ優勝を狙うアストロズ（第２シード）とのシリーズ最終第７戦に臨む。

　あす２３日に行われる第７戦の先発投手が発表された。第３戦に続いてアストロズのハビアーとレンジャーズのシャーザーが投げ合うことになった。

　第３戦はアストロズ打線がアルテューベの本塁打などで四回までに５点を奪い、右大円筋痛から復帰したばかりのサイ・ヤング賞右腕を完全攻略。投げてはハビアーが六回途中２失点で先発の役割を果たし、快勝した。

　今ポストシーズン２勝、防御率１・６９と好調のハビアーがチームに３年連続リーグ優勝をもたらすか。ナショナルズ時代の１９年に球団初のワールドチャンピオンに貢献した通算２１４勝のシャーザーがリベンジして球団１２年ぶりのワールドシリーズに進むのか。最終決戦に注目が集まる。