大谷翔平がFA正式発表 エ軍40人枠から外れる 今オフ最大の注目選手 オフの“ショウ・タイム”開演
米大リーグのワールドシリーズ終了から一夜明けた2日、大リーグ公式サイトがフリーエージェント(FA)になる選手を公表。球団保有期間の6年を終えたエンゼルスの大谷翔平がメジャー登録40人枠から外れ、日米11年目で初めてFAになった。
元所属球団のエンゼルスには同選手との再契約のための5日間の独占交渉期間があり、また、FAで選手を失う球団に対する補償制度「クオリファイングオファー(QO)」を使って規定額の単年約2050万ドル(30億7500万円)の条件を提示するとみられる。しかし、今季年俸3000万ドル(約45億円)の大谷はいずれも拒否することが濃厚で、早ければ7日にもエンゼルスを含むメジャー全30球団との交渉が解禁される。
今季も二刀流の活躍でア・リーグ本塁打王に輝くなど、2年ぶり2度目のMVP受賞が有力視されている大谷。9月に右肘手術を受け、来季は打者に専念するが、一部の米メディアが史上最大の総額5億ドル(約750億円)規模の契約を予想するなど、評価は高い。
移籍先としてドジャースが本命視されるなか、今オフ最大の目玉選手の争奪戦が始まろうとしている。