鈴木誠也、シルバースラッガー賞初の最終候補入り けがと不振を克服 イチロー以来14年ぶり偉業なるか
米大リーグ機構(MLB)は2日、各ポジションの優秀打者に贈られるシルバースラッガー賞の最終候補を発表。ナ・リーグの外野手部門でカブスの鈴木誠也外野手がロナルド・アクーニャ(ブレーブス)やムーキー・ベッツ(ドジャース)らリーグを代表する6人の外野手とともに名を連ねた。
メジャー2年目の鈴木は138試合に出場し、打率・285、20本塁打、74打点、OPS・842をマーク。開幕前に左脇腹を痛めて出遅れ、8月上旬には打率が2割4分台まで落ち込んだが、シーズン最後の2カ月は47試合の出場で打率・356、11本塁打、37打点、OPS1・086と鮮やかなV字回復を見せた。
同賞は各球団の監督とコーチの投票で決定。受賞すれば、日本人外野手では09年のイチロー(マリナーズ)以来、14年ぶりの快挙となる。
▽ナ・リーグ外野手部門の最終候補7人と今季成績
鈴木誠也(カブス)
打率・285、20本塁打、74打点、OPS・842
ロナルド・アクーニャ(ブレーブス)
打率・337、41本塁打、106打点、73盗塁、OPS1・012
ムーキー・ベッツ(ドジャース)
打率・307、39本塁打、107打点、14盗塁、OPS・987
コディ・ベリンジャー(カブス)
打率・307、26本塁打、97打点、20盗塁、OPS・881
コービン・キャロル(ダイヤモンドバックス)
打率・285、25本塁打、76打点、54盗塁、OPS・868
カイル・シュワバー(フィリーズ)
打率・197、47本塁打、104打点、OPS・817
ホアン・ソト(パドレス)
打率・275、35本塁打、109打点、12盗塁、OPS・930