大谷争奪戦には各GM口つぐむ 古巣エンゼルス「プランがある」→交渉経緯は「話せない」繰り返す

 米大リーグの球団幹部や代理人らが一堂に会するGM会議が7日(日本時間8日)、アリゾナ州スコッツデールで始まり、ア・リーグ15球団のGMが取材に対応。エンゼルスからFAになった大谷翔平投手(29)について、各球団のGMらは同選手を称賛したが、交渉については一様に口をつぐみ、慎重な姿勢を貫いた。

 古巣エンゼルスのミナシアンGMは大谷再契約への手ごたえを問われ、「私たちにはプランがある。そこに全ての力を注ぎ込んでどうなるかだ」と秘策をほのめかした。しかし、交渉の経緯や右肘手術後の状態には「話せない」との言葉を繰り返した。

 DH専任選手が不在のマリナーズのディポト編成本部長も「特定のFA選手の話はしない。全30球団が欲しいはずだ」と煙幕。レッドソックスのブレスロー編成本部長が「選手について具体的な話をするのは意味がない」と言えば、今季のワールドシリーズを制したレンジャーズのヤングGMも異口同音だった。

 8日はナ・リーグ球団のGMが報道陣に対応する。ドジャース、メッツ、ジャイアンツといった大谷の移籍先候補に挙がっているチームの発言が注目される。

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