藤浪晋太郎 古巣阪神の日本一に激白「中継ぎでも先発でもビールかけの輪にいなかったんじゃないか」メジャー1年目も回顧

 オリオールズからFAとなった藤浪晋太郎投手が13日、カンテレ「newsランナー」に生出演。古巣阪神が38年ぶりの日本一に輝いたことを受け、「中継ぎでも先発でも自分はビールかけの輪には、タイガースに残っていてもいなかったんじゃないか」と激白した。

 そう語るほど強力投手陣でシーズンを勝ち抜き、日本一へ駆け上がった阪神。米国から古巣の状況はチェックしていたといい「シーズン始まった時から優勝すると思っていた。戦力が抜けてますし、普通にプレーすれば勝てると思っていた。驚きはしないですね」と語り、「みんな伸び伸びやっていた。岡田監督がやりやすく、気持ち良くプレーできていたんじゃないかと思います」と明かした。

 自身は今季、アスレチックスに入団し、先発ローテの一角として開幕メジャー入りを果たした。だがオープン戦の時から「ごまかしながら投げていた」と激白し、開幕から結果を残せず。「コントロール良くないのに隅っこ投げないといけないとか。マインドの部分」と原因を明かした。

 それでも中継ぎ転向後は周囲から「自分を信じろ」と声をかけられ「真ん中付近に投げて。それでいいんだと」と手応えをつかんだことで、結果を残し、優勝を争うオリオールズへのトレードをつかんだ藤浪。アスレチックスから告げられた際にはウイスキーで乾杯したという。

 日本で食べたい物を問われると「(餃子の)王将」と答えた右腕。これにはスタジオから驚きの声があがった。メジャーでは「意識しないと体重が減る。食事が大事」と語っていた。

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