大谷翔平のグラブ寄贈で広がった「ありがとう」の輪 母のスマホを借りた女子が、特別支援学校の教員が感謝の思い伝える
エンゼルスからFAとなった大谷翔平投手が9日に、自身が試合で使うニューバランス社製のジュニア用グラブを約6万個、日本国内の全小学校約2万校に寄贈することを表明した。
SNSにはグラブの写真とともに「野球しようぜ!」のメッセージが直筆で記された。さらに「野球を通じて元気に楽しく日々を過ごしてもらえたら嬉しいです。このグローブを使っていた子供達と将来一緒に野球ができることを楽しみにしています!」と思いをつづった。
発表当日には大きな話題を呼んだが、その後、あるサブストーリーも生まれていた。大谷のインスタグラムのコメント欄には「ぼくの学校にグローブが来る日が待ち遠しいです!ぼくは6年生なので卒業までに使えるといいなと思います。小6男子より」「お母さんのインスタからコメントしてます。わたしは少年野球をしている小学3年生の女子です。左ききなので左きき用のグローブを用意してくれてすごくうれしいです とどくのが楽しみです これからもおうえんしてます」と実際にグラブが届くことになる小学生が書き込んだメッセージがあった。
さらに「特別支援学校の教員で学童野球チームのコーチをしている者です。小学校だけでなく特別支援学校にもグラブをプレゼントいただけるという、お心配りに本当に感謝しております」など実際に教員が感謝の思いをつづった書き込みも。コメント欄には小学生の児童を持つ親からも「ありがとう」の思いがあふれており、それを見て心がほっこりしたファンも。それだけ大きなインパクトを残す、大谷らしい社会貢献だった。