千賀滉大、次点で新人王逃す ルーキー最多勝&最優秀防御率 キャロルとヘンダーソンが満票選出 吉田正尚6位

 全米野球記者協会(BBWAA)は13日(日本時間14日)、記者投票で決定する新人王を発表し、ナ・リーグはコービン・キャロル外野手(ダイヤモンドバックス)が、ア・リーグはガナー・ヘンダーソン内野手(オリオールズ)がいずれも満票で選出された。ナ・リーグの最終候補3人に入っていたメッツの千賀滉大投手は次点だった。

 昨オフにソフトバンクからFAでメッツへ移籍した千賀は、「ゴースト・フォーク」を武器に29登板、166回1/3を投げて12勝7敗、202奪三振、リーグ5位の防御率2・98、同4位の被打率・208をマーク。新人では勝利、防御率、投球回、奪三振、被打率のカテゴリーでリーグ1位の成績を残し、シーズン途中にシャーザーとバーランダーをトレードで失ったメッツのエースとして先発陣を支えた。

 新人王は記者30人が3名連記で1位5点、2位3点、3位1点を選び、合計点で決定する。ナ・リーグは、打率・285、25本塁打、76打点、54盗塁を記録したコービンが全30人から1位票を獲得して150点。千賀は22人から2位票を集めるなどして71点だった。

 ア・リーグ新人王のヘンダーソンは打率・255ながら28本塁打、82打点を記録し、オリオールズでは1989年のオルソン以来、34年ぶりの快挙となった。日本選手では吉田正尚外野手(レッドソックス)が3人から3位票を得て6位の3点だった。

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