大谷翔平が笑顔「特別なこと」 2度目のMVP受賞 愛犬?とともにテレビにリモート出演
史上初の2度目の満票でMVPを獲得した大谷翔平選手は16日(日本時間17日)、同賞を発表した大リーグ専門チャンネル、MLBネットワークにリモートで出演し、受賞の喜びを語った。
グレーの丸首トレーナーを着て、カジュアルなスタイルで番組に出演した大谷。ソファーに座って飼い犬と思われる愛らしい犬をなでながらリラックスした表情を見せていたが、殿堂入り選手のレジー・ジャクソン氏から受賞を発表されると、満面笑みを浮かべた。
昨季も投打の活躍を見せたが、ア・リーグ新記録の63本塁打を記録したジャッジ(ヤンキース)に敗れて2位。番組スタジオから「2度目の受賞は特別に感じますか?」と問われると、「そうですね。もちろん、(昨季も)取りたかったですけど、ジャッジ選手も素晴らしかったですし、今年もシーガー選手もセミエン選手もワールドシリーズで優勝したように素晴らしい年だったと思うので、それに負けないくらいのシーズンにしたいなと思ってましたけど、個人的にこうやって取れて特別なことだなと思います」と答えた。
シーズン中にこの3年で今季が一番良いと話していた大谷。その理由を問われると、「投打のバランスはすごく良かったんじゃないかなと思いますし、それをより高いレベルでこなしていたんじゃないかなと思います」と満足感を漂わせる一方で「ただ、最後まで出続けれたわけではないので、そこだけが心残りかなという点だと思います」と悔しい気持ちものぞかせた。
9月に手術を受けた右肘の状態には「順調に、1回目よりも感じ的にはスムーズに来てる感覚はあるので、スムーズに来シーズンは入っていけるかなと思うので、焦らずにやりたいなと思う反面、しっかり来シーズンまでに間に合わせてプレーしたいなという気持ちでいます」と話した。