大谷翔平 MVP受賞者通例の電話記者会見は中止に
米大リーグの今季の最優秀選手(MVP)が16日に発表され、ア・リーグは投打「二刀流」で好成績を残した大谷翔平投手(29)が2年ぶり2度目、ナ・リーグはブレーブスのロナルド・アクーニャ外野手(25)が初受賞した。
大谷のMVP受賞決定後の電話記者会見が実施されなかった。大リーグ機構は「彼のせいではない。彼のコントロールを超えたところにある」と中止の理由を説明した。
MVPなど全米野球記者協会会員の投票による表彰は、受賞者が発表後に電話で記者会見に応じるのが通例となっている。2021年にMVPに輝いた際は大谷も会見していた。ナのMVPに輝いたアクーニャの会見も、母国ベネズエラでの試合出場を理由に急きょ中止となった。