大谷MVP 同僚らも祝福続々 トラウト「誇りに思うよ、兄弟」 ヌートバー「君は最高の男だ」
米大リーグの今季の最優秀選手(MVP)が16日に発表され、ア・リーグは投打「二刀流」で好成績を残した大谷翔平投手(29)が2年ぶり2度目、ナ・リーグはブレーブスのロナルド・アクーニャ外野手(25)が初受賞した。
同僚やメジャーを代表する一流スターからも大谷の偉業を称賛する声が相次いだ。
WBC決勝で米国代表として日本の守護神・大谷と歴史的勝負を繰り広げたエンゼルスのトラウトは自身のインスタグラムでシーズン中にタッチを交わす写真とともに、「MVPに値する素晴らしい一年。誇りに思うよ、兄弟!」とたたえた。
WBC日本代表でともに戦い、優勝に貢献したカージナルスのヌートバーは、WBCの公式Xの映像に出演。「MVPを獲得するのに疑いの余地はなかった。君は最高の男だ」と称賛した。
昨季ア・リーグ新記録となる62本塁打を放ち、大谷とのMVP争いを制したヤンキースのジャッジは「投手で10三振を奪った上に、打席では2本塁打を放つなんて信じられない」と賛辞を贈る。
パドレスからFAとなり、ナ・リーグのサイ・ヤング賞に輝いた左腕スネルは「彼は見ていて楽しい。打撃も投球も全て注目しているよ。本当に素晴らしい」と、投打でトップの数字を残す秘訣(ひけつ)に興味津々だった。