大谷の母校・花巻東の佐々木監督がコメント「運命を決めるのは『歴史』ではなく『決断』」
米大リーグの今季の最優秀選手(MVP)が16日に発表され、ア・リーグは投打「二刀流」で好成績を残した大谷翔平投手(29)が2年ぶり2度目、ナ・リーグはブレーブスのロナルド・アクーニャ外野手(25)が初受賞した。
大谷の2度目のMVP受賞を受けて、母校・花巻東の佐々木洋監督(48)が同校を通じてコメントを発表した。在学当時の思い出を記しつつ、「運命を決めるのはその人の『選択』であり『決断』」と教え子への思いをつづった。
全文は以下の通り
「体重が70キロ台だった高校時代。『世界最高のプレーヤーになる』『野球界の歴史を変える』と目標を紙に記した。あれから10年、2度も受賞を成し遂げた。『目指していること』と『そのためにやらなければならないこと』を一致させ、夢を遥かに超えて実現していく。彼は子供達にグローブを与え、さらにこれからは夢を与えて行くことだろう。学校としても、野球部としても本当にありがとうと言いたい。運命を決めるのは、今までの『歴史』ではなく、その人の『選択』であり『決断』だと思い知らせる」