山本由伸、21日に入札申請 米記者伝える 総額300億円契約予想 先発の需要高く、大谷以上の争奪戦も
米スポーツ専門局、ESPNのバスター・オルニー記者が17日(日本時間18日)、オリックスが20日(同21日)に山本由伸投手のポスティングの申請をする見込みと伝えた。
同記者は情報筋の話として「月曜日(20日、日本時間21日)にポスティングされると思われる。メジャー球団との45日間の交渉期間が火曜日(21日、同22日)から始まる」とつづった。
メジャーでは3年連続4冠を達成した山本への注目度が高く、複数の米メディアがFA選手ランキングで大谷に続く2位に置いた。大リーグ情報サイトのトレード・ルーマーズは12年2億2500万ドル(約337億5000万円)の超大型契約を予想している。
今オフのメジャー界は例年以上に先発投手の需要が高く、ヤンキースをはじめ、メッツ、ドジャース、ジャイアンツ、カブス、カージナルス、ツインズ、レンジャーズ、レッドソックスなど、補強資金がある強豪球団が日本最高投手の獲得に動くとみられている。9月に右肘手術を受けた大谷が来季は打者に専念することから山本ら一流投手への人気はさらに高まっており、大谷以上の激しい争奪戦になる可能性は十分にある。