大谷&藤浪に残留の可能性 MLB公式HPに記事掲載「肘のけがが、アナハイム復帰への扉を開くかも」
米大リーグ公式サイトは21日までに「再契約の可能性があるFA選手」と題した記事を掲載し、エンゼルスからFAになった大谷翔平投手(29)、オリオールズからFAになった藤浪晋太郎投手(29)の古巣残留について言及した。
同サイトは、メジャー全30球団からFAになった選手の中で再契約する可能性のある1人を選択。エンゼルスの項目では今オフ最大の注目を集めている大谷を選び、「肘のけが(9月に右肘じん帯手術)が、アナハイム復帰への扉を開くかもしれない」と記した。
来季は打者に専念することが決まっている大谷の移籍先としてドジャースが有力視されている中、ジャイアンツやメッツ、カブスなどによる争奪戦が予想されている。
同サイトは「大谷を獲得する可能性のある球団が肘に関して少しでも慎重な姿勢を見せれば、史上最大になるとみられる契約はエンゼルスにとって大谷を取り戻すための妥当な範囲に収まるかもしれない」と続けた。
また、オリオールズの項目では藤浪を選んだ。「シーズン途中でトレードされた藤浪はリリーフで好投し、オリオールズ最後の17登板で防御率3・78を残した。今季と同じ役割(中継ぎ)でオリオールズのブルペンに戻るかもしれない」と予想された。