目玉は大谷、由伸の争奪戦 ウインターミーティング4日開幕
米大リーグの球団幹部や代理人が一堂に集うウインターミーティングが4日にテネシー州ナッシュビルで開幕する。大物選手の契約交渉が進む場で、エンゼルスからFAになった大谷翔平投手(29)や、オリックスからポスティングシステムでの移籍を目指す山本由伸投手(25)らの動向に注目が集まる。
大谷の争奪戦は最終段階を迎えており、候補に残るのはドジャース、カブス、ブルージェイズ、エンゼルス、ジャイアンツ。金額はメジャー史上最高の5億ドル(約735億円)を超える大型契約になるとの報道もある。
山本は移籍市場の先発投手で最も評価が高いとされ、大谷に次ぐ目玉だ。ヤンキースやメッツ、ドジャースなど多数の球団が関心を示し、代理人はウインターミーティング後に本人が渡米し決断する方針を示している。
NPBからメジャーを目指す日本勢では楽天から海外FA権を行使した松井裕、ポスティングシステムを利用する今永(DeNA)と上沢(日本ハム)の3投手の交渉が進展するかどうかも注目される。