大谷翔平は「とてもいいポーカーフェース」 ドジャース指揮官が面談の様子を明かす

 大谷翔平選手の移籍先最有力候補に挙がっているドジャースのデーブ・ロバーツ監督が5日(日本時間6日)、ウインターミーティングの会場で行われた会見に出席し、数日前に本拠地のドジャースタジアムで同選手と面談したことを明かした。

 面談は2~3時間に及び、「うまくいったと思う」と自信を見せたロバーツ監督。大谷が6年間プレーしたエンゼルス、ジャイアンツ、ブルージェイズなど契約候補の球団が同選手に関する質問に対してかたくなにノーコメントを貫くなか、「ただ、私はうそをつくようなことはしたくないと思っている。私たちが会ったことはいずれ明らかになると思うので」と、ためらうことなく話し続けた。

 指揮官は面談の内容について「売り込みの意味合いが強かったかどうかはわからない。ただ、彼に親しみを持ち、彼にもより親しんでもらうというほうが強かったと思う」と説明。「彼は質問を用意していて、よりたくさんのことを知ろうとする姿勢を見せていた。でも、このリーグに6年間いることで、彼はドジャースがどんな球団なのか、どんな街なのかについてかなりいい考えを持っていた。だから、私としては、球団として、彼との時間を過ごせたことが非常にうれしかった」と笑顔を見せながら話した。面談時の大谷の様子を「彼はとてもいいポーカーフェースを持っている。なので、彼は心の中では笑っていたと思う」と表現し、「ただ、彼と一緒に時間を過ごせてハッピーだった。私たち全員がそうだった」と続けた。

 今回の大谷の契約は米プロスポーツ史上最大の総額5億ドル(約735億円)超えは確実と言われている。選手側の決断のタイミングを問われた指揮官は「私には答えられない。近いことを期待したいが、わからない。彼やネズ(・バレロ代理人)、相手方が適切だと思った時に決断するだろう」と、大谷への気遣いを見せた。

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