大谷翔平の年俸は6年で128・4倍!18年7900万円→1年平均101億円

 ドジャース移籍を決断した大谷翔平選手の契約は10年7億ドル(約1015億円)。契約内容の詳細は明らかになっていないが、1年平均7000万ドル(約101億5000万円)を来季の年俸と仮定すると、メジャー1年目の年俸54万5000ドル(約7900万円)から実に128・4倍の計算となる。

 17年オフに日本ハムからポスティングシステムを利用してエンゼルスへ移籍した大谷は契約金231万5000ドル(約3億4000万円)で合意。24歳だった大谷は、当時の規定により、25歳以下はマイナー契約しか結べず、メジャー昇格後の年俸は最低保証額の54万5000ドル(約7900万円)だった。

 メジャー2年目の19年の年俸は65万ドル(約9400万円)。年俸調停の権利を持たない大谷は、その年のメジャー最低保障年俸は55万5000ドル(約8000万円)だったが、1年目に右肘靭帯損傷などのけがに見舞われながらも新人王を獲得するなど、二刀流が本物であることを証明し、微増につなげた。

 コロナ禍で60試合の短縮シーズンとなった20年をへて、年俸調停権を手にした大谷は21年オフに2年850万ドル(約12億3000万円)で合意。内訳は1年目の21年が初の100万ドル超えとなる300万ドル(約4億3500万円)、2年目の22年は550万ドル(約8億円)だった。

 21年に投打の活躍でMVPなど、タイトルを総なめにした大谷。ようやくその実績に見合う年俸を手にしたのは今季になってから。昨年9月に発表された契約は1年3000万ドル(約44億1000万円)。ダルビッシュ有投手がカブス時代の18年に得た2500万ドル(約36億2000万円)を大きく上回る日本選手最高額を記録し、史上20人目の3000万ドルプレーヤーとなったが、それでもメジャー関係者の間では「過小評価」の声が多数を占めた。

◇大谷の年俸の変遷(1ドル=145円)

18年54万5000ドル(約7900万円)

19年65万ドル(約9400万円)

20年 未公表

21年300万ドル(約4億3500万円)

22年550万ドル(約8億円)

23年3000万ドル(約44億1000万円)

24年~ 1年平均7000万ドル(約101億5000万円)

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