「ショウヘイは身震いしている」極秘交渉完遂、大谷翔平の代理人バレロ氏が手腕発揮 声明全文「比類なき、歴史的な選手ための契約」
ドジャースへの移籍を発表した大谷翔平選手の代理人を務めるCAAのネズ・バレロ氏が9日(日本時間10日)、声明で同選手の契約を10年7億ドル(約1015億円)と公表し、「これは比類なき、歴史的な選手のための比類なき、歴史的な契約です」とつづった。
ドジャースとの契約をまとめたバレロ氏は大谷の様子を「ドジャースの一員になることに身震いしている」と表現。「彼は長期的成功のための両者の真のコミットメントを反映した契約を構築しました」と記し、同選手が球団総年俸とぜいたく税を緩和に向けて球団に対して年俸の支払いに猶予を与えるアイデアを提案したことを示唆した。
バレロ氏は例年、11月に行われるGMミーティングや、12月のウインターミーティングといった球団関係者と代理人が集結するMLBイベントで必ずメディアの取材に応じてきたが、今オフは会場に一度も姿を現さなかった。交渉にかかわった球団にかん口令を敷いていたと言われていたほど、情報管理を徹底。同氏は「ファン、メディア、そして、業界全体がこの過程に高い関心を寄せていたことは承知しています。彼らの情熱と配慮に感謝の意を表したいと思います」との言葉で声明文を締めた。
◇バレロ代理人の声明全文
「これは、比類なき、歴史的な選手のための比類なき、歴史的な契約です。翔平はドジャースの一員になることに身を震わせている。彼はこのパートナーシップの始まりに興奮しており、長期的成功のための両者の真のコミットメントを反映した契約を構築しました。翔平と私は、私たちに関心と尊敬を示してくれたすべての球団組織、特に交渉過程において、より知ることができた素晴らしい人々に感謝したい。ファン、メディア、そして、業界全体がこの過程に高い関心を寄せていたことは承知しています。彼らの情熱と配慮に感謝の意を表したいと思います」