ドジャース 大谷翔平が入団会見 第一声で「ドジャースの一員になることに興奮しています」古巣へ感謝も

 ドジャースの大谷翔平投手が14日(日本時間15日)、ドジャースタジアムで入団会見を行った。

 ネイビーのスーツにドジャーブルーのネクタイを合わせた姿で登場した大谷。ジャケットを脱ぎ、背番号17のユニホームを身にまといマイクの前に立った。第一声で「みなさんお集まりいただきありがとうございます。今回、選手としての自分を信じて下さったドジャースのみなさんには感謝しています」とあいさつした。「そして私にメジャーリーグで最初のチャンスを与えて下さったエンゼルスのみなさん。6年間、思い出をありがとうございました」と古巣へのメッセージも口にした上で「ドジャースの一員になることに興奮しています」と語った。

 記者との質疑応答ではドジャースへの移籍決断の時期について「前の晩ですね。発表は翌日のお昼だったんですけど」と明かし、理由は「これが一つというわけではなく、交渉させていただいたすべての球団の方、どの球団も素晴らしかったですし、イエスと答えられる球団は一つしか無い。ここでプレーしたいという気持ちに素直に従った結果です」と語った。

 今オフ、MLBのFA史上最大の目玉とされた大谷は、10年7億ドル(約1015億円)で合意。大谷は球団を通じ「ドジャースファンの皆さまへ、あなたのチームに迎え入れていただいたことに感謝しています。皆さまとドジャース球団とともに、ロサンゼルスの街でワールドチャンピオンのパレードを行うという同じ目標を共有していると100%断言します」と英文でコメントした。さらに契約期間中、1年平均で200万ドル(約2億9000万円)しか受け取らないという異例の契約も明らかになっていた。

 また大谷は8月9日を最後に報道陣に対応しておらず、久々の肉声となった。11月16日に自身2度目のアメリカン・リーグ最優秀選手(MVP)を受賞した際は、専門局MLBネットワークの番組にオンラインで出演したが、その後に予定されていた電話による記者会見は中止となっていた。

 この日は米国、日本、台湾、韓国、ラテン系のメディア約300人が会見場に集結。テレビカメラは約50台と異例の注目が集まる中、大谷が新天地で第一歩を踏み出した。

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