大谷翔平、3月開幕戦へ照準 「キャンプでしっかり準備」
【ロサンゼルス共同】米大リーグ、ドジャースの大谷翔平は14日、ロサンゼルスの本拠地ドジャースタジアムで臨んだ入団記者会見で、9月に手術を受けた右肘が順調に回復していることを明かした。「春のキャンプでしっかり試合に入れる準備ができていれば、開幕には十分間に合う」と、打者に専念するメジャー7年目の来季に照準を合わせた。
来シーズンは2月中旬にアリゾナ州で始まるキャンプから始動。ダルビッシュ有が所属するパドレスとの開幕シリーズが3月20、21日にソウルで行われ、メジャー初の韓国での公式戦に大リーグの顔として挑む。本拠地開幕は3月28日で、WBC日本代表でともに戦ったラーズ・ヌートバーがいるカージナルスを迎える。162試合の長いシーズンは9月29日まで続き、ナショナル・リーグへの移籍で2年連続本塁打王を目指す。
9月に受けた2度目の右肘靱帯手術については「術式が前回(2018年)とは違う」と説明し、リハビリは「おおむね予定通りにきている」と述べた。記者会見では既に素振りを再開していることを明かした。