右肘手術の大谷 完治の可能性1度目と同じ 執刀医が米紙インタビューで見解

 ドジャースの入団記者会見で質問に答える大谷(共同)
 ドジャースタジアムの前で待機する報道陣(撮影・小林信行)
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 大谷翔平投手(29)が9月に右肘手術を受けた際の執刀医ニール・エラトロッシュ氏が14日の地元紙ロサンゼルス・タイムズ(電子版)のインタビューで、2度目の手術は1度目に比べてリスクがあるとされるが、医療技術の進歩により「完治の可能性は1度目と同じ」との見解を示した。

 ドジャースのチームドクターを兼任する同氏は大谷が18年10月に初めて受けた手術も執刀。来年3月20日の開幕戦に間に合うかどうかは「大谷と首脳陣次第」とし、投手では「来年9月にシート打撃に登板できるだろう」との見通しを述べた。

 大谷を巡っては複数球団が争奪戦を繰り広げた。エラトロッシュ氏は「彼らは皆、『この選手は復帰して二刀流に戻れるのか、われわれが払う金は打者としてのためだけか』(などと聞いてきた)。今までで最も精査された病状の一つ」と話した。

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