大谷翔平「ハンク・アーロン賞」初受賞 最強打者の称号 3度目の正直 日本選手初の快挙

 米大リーグ機構(MLB)は16日(日本時間17日)、最も優れた打者に贈られる「ハンク・アーロン賞」を発表。ア・リーグはリーグ最多の44本塁打などを記録し、3度目のファイナリストに選出されたエンゼルスの大谷翔平選手(現ドジャース)が日本選手で初めて受賞した。ナ・リーグは史上初の40本塁打&70盗塁を達成したブレーブスのロナルド・アクーニャ外野手が選出された。

 今季の大谷は打者で135試合に出場し、日本選手で初めて本塁打のタイトルを獲得しただけでなく、OPSでもメジャー最高の1・066をマーク。2年ぶり2度目のMVPを満票で受賞し、選手間投票で決めるア・リーグの優秀野手賞も獲得した。

 大谷は21、22年にもノミネートされたが、2年前はゲレロ(ブルージェイズ)に、昨年はジャッジ(ヤンキース)に敗れ、受賞を逃していた。

 同賞は、ハンク・アーロン(21年1月他界)がベーブ・ルースの持つ最多通算本塁打記録の更新25周年を記念して1999年に設立。大リーグ公式サイトの記者で構成する委員会がレギュラーシーズンの打撃成績から各リーグ9人を選出。複数の殿堂入り選手による投票とネット投票で決定される。

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