大谷翔平、AP通信「年間最優秀男性アスリート」選出「比類なき輝き放つ」 メッシやジョコビッチら抑える 13冠目
ドジャースの大谷翔平選手が21日(日本時間22日)、AP通信による「年間最優秀男性アスリート」に選出された。21年に続き、2年ぶり2度目の受賞。
AP通信は3月に開催されたWBCでの日本代表の世界一への貢献やエンゼルスでのリーグ最多44本塁打&10勝のパフォーマンスを高く評価。「野球の二刀流スーパースターが東京からアナハイムまで、またしても比類なき輝きを放った」と伝えた。
スポーツメディア専門家による投票は、87票のうち大谷が最多の20票を獲得。2位以下はサッカーのメッシ(インテル・マイアミ)とテニスのジョコビッチがともに16票、NBAのヨキッチ(ナゲッツ)が12票、NFLのマホームズ(チーフス)が7票だった。「オオタニがインテル・マイアミのスーパースター、メッシと偉大なテニス選手のジョコビッチを抑えた」と記した。
大谷はメジャー6年目の今季、リーグ最多本塁打のほか、パワーヒッターの指標として重視されるOPS(出塁率+長打率)でも両リーグ最高の1・066をマーク。その他の部門でも打率・304、95打点、102得点、20盗塁と高い数字を残した。
投手としては9月に右肘手術のアクシデントに見舞われながら2年連続10勝をクリア。史上初めて2年連続「2桁本塁打&2桁勝利」を達成した。
今季は記者投票によるMVPを満票で受賞したほか、選手間投票による「ア・リーグ最優秀野手」やリーグ最強打者に贈られる「ハンク・アーロン賞」など、獲得したタイトルは13個目となった。