ドジャース歓喜!大谷が由伸の未来も動かす 年俸後払い、面談同席で「獲得実現に貢献」と現地紙 ヤンキースらに競り勝つ
オリックスからポスティングシステムで大リーグ移籍を目指していた山本由伸投手が、ドジャースと契約合意したと22日、複数の米メディアが一斉に報じた。
山本の獲得には10球団以上が興味を示していたが、先にドジャースと契約していた大谷翔平投手も獲得に協力。結果的には大谷が自身の年俸を後払いすることで資金に余裕ができ、さらに大谷も山本の面談に出席するなど、大きく尽力した形となった。
ドジャースは大谷に続いて、先発右腕グラスノー、山本の獲得に成功したが、ロサンゼルスタイムスは大谷の影響に言及。「大谷はどうやら両方の獲得の実現に貢献したようだ。グラスノーを説得するためのビデオメッセージに続き、山本への売り込みにも参加した」と伝えた。
スポーツ専門局ESPNのジェフ・パッサン記者はXに投稿。山本は12年総額3億2500万ドル(464億8000万円)の超大型契約と伝えた。投手の総額ではゲリット・コール(ヤンキース)の9年3億2400万ドル(463億3000万円)を抜いてメジャー史上最高額。大谷は10年7億ドル(約1015億円)の契約を自らの提案で986億円を契約満了後に分割で後払いにすることで合意したが、この判断が山本の将来にも影響する形となった。