山本由伸もドジャース ニューヨークメディア落胆「ヤンキースとメッツを一蹴」 今後のFA市場加熱を予想 今永の名も
オリックスからポスティングシステムで大リーグ移籍を目指していた山本由伸投手が、ドジャースと契約合意したと22日、複数の米メディアが一斉に報じた。スポーツ専門局ESPNのジェフ・パッサン記者はXに投稿。山本は12年総額3億2500万ドル(464億8000万円)の超大型契約と伝えられた。ケン・ローゼンタル記者、ジョン・ヘイマン記者らも一斉に伝えた。投手の総額ではゲリット・コール(ヤンキース)の9年3億2400万ドル(463億3000万円)を抜いてメジャー史上最高となった。
有力候補とみられていたヤンキース、メッツを持つニューヨークメディアは失望感を漂わせながら報じた。「ニューヨークポスト」は「ヨシノブ・ヤマモトはドジャースの3億2500万ドル契約のために、ヤンキースとメッツを一蹴した」と題し、「メッツからは同様の期間、金額のオファーがあった。ヤンキースも3億ドルを提示した」としたが、実を結ばなかったという。
“1番人気”となっていた山本が決まったことで、先発投手のFA市場がここから加熱していくとし、ナショナルリーグのサイヤング賞投手、ブレイク・スネルやジョーダン・モンドメリー、日本の左腕、今永昇太の名を挙げた。